メールソフトなどでメールをサーバーから受信する際、「POP」「IMAP」のいずれかのプロトコルで接続が行われます。
※プロトコルは通信の際に守るべきルールや約束ごとを意味します。
メールソフトなどの受信設定において「POP」「IMAP」を選択いただけますが、ここではそれぞれの違いに焦点を当てて説明します。
POP
POPを利用してメールを受信する場合、メールはサーバーからご利用のパソコン上にダウンロードされます。
メールサーバーにメールが残らない設定にする(※)ことで、メール保存容量の圧迫を防ぐことができます。グーペで作成したメールアドレスのメール保存容量は1メールアドレスにつき5GBです。
※メールサーバーにデータを残す設定も可能です。
POPがおすすめなケース
- メールの送受信をひとつの端末・メールソフトのみで行う場合
- インターネット接続ができない環境で過去のメールを確認する必要がある場合
- メール保存容量が少ない場合
IMAP
IMAPを利用してメールを受信する場合、メールはサーバー上で保存されており、必要に応じて読み出されます。
不要なメールはこまめに削除するなど、メール保存容量に気をつける必要があります。グーペで作成したメールアドレスのメール保存容量は1メールアドレスにつき5GBです。
IMAPがおすすめなケース
- 複数人で管理する共有メールアドレスを使う場合
- 外出先と自宅など、複数の端末・メールソフトからメールを使う場合
- メールが到着し次第、新着メールとして常に確認しておきたい場合(一般的にPOPより早く確認ができます)
- モバイル機器などクライアントのディスク容量が少ない場合
- パソコンを買い替えた時にメールデータの移設をせずにそのまま使いたい場合